出産の流れ

当院での出産までの流れ

STEP
妊娠かな?

妊娠の兆候を感じたら、まずお電話・ご相談ください。最終月経や体調を伺っておおよその出産予定日がわかります。助産院へお越しいただき、院内の見学や今後の健診スケジュールなどご説明いたします。妊婦さんの既往歴や、妊娠経過によりお産をお受けできない場合もありますが、その場合でも授乳や育児の面で(お産以外の部分で)サポートさせて頂きます。

STEP
母子手帳をもらいましょう

当院嘱託医療機関(越谷市立病院・春日部市立医療センター)、またはご自宅近くのクリニックやかかりつけの産院があれば、そちらで妊娠の確認と予定日の確定診断をしてもらいます。お住まいの市区町村の子育て世代包括支援センターや保健センター、市役所などで母子手帳の交付を受けます。一緒に妊婦健診の助成券(健診に使える金券のようなもの)がもらえます。

STEP
妊娠初期検査を受けましょう

交付された母子手帳と助成券をもって、病産院で妊娠初期検査を受けます。(ほとんどの検査は助成券の範囲で賄われますが一部自己負担も発生します。)子宮がんや感染症の検査です。この検査結果が出ましたら、以降、助産院での妊婦健診がスタートします。

STEP
助産院へ

当院の健診は予約制ですのでお待たせしません。
~23週は4週間に1回
24~35週は2週間に1回
36週~は毎週の健診になります。
お一人30~60分のお時間を頂き、妊娠中の体の変化やお産への準備のお話をさせて頂きます。心配な事はここで解決していきましょう。
その間、24週、30週、35週、予定日を越えた場合は40週でも、嘱託医療機関を受診して頂きます。助産院では出来ない検査と、妊娠経過が順調であることを医師に確認してもらいます。

STEP
陣痛かな?
破水したかも?

いよいよお産の始まりです。概ね10分間隔の陣痛が発来したらお電話をください。入院のタイミングは連絡を取り合いながら助産師と相談して決めていきましょう。
ただし、破水の場合はこの限りではありません。「破水かな?」と思ったら、すぐにお電話ください。お風呂には入らず清潔なナプキンをあてて来院してください。
お産の進行に伴い、妊娠中にイメージしたバースプランに沿うようにサポートをいたします。分娩台はありませんので、仰向けでも横向きでも、四つ這いでも好きなスタイルでお産することが出来ます。破水していなければお風呂にも入れます。歩き回っても、歌っても踊ってもいいのです。出来るだけリラックスして、陣痛の波に乗って赤ちゃんの誕生を待ちます。お産の進行中は助産師がいつも一緒にいますし、上のお子さんやパートナーの方の立ち合い分娩も出来ます。(コロナ禍、状況により制限させて頂く場合があります。)

STEP
ゆっくり休みましょう

無事に元気な赤ちゃんの誕生を迎え、これで終わりではなく始まりなのです。まずは体を休めて回復に努めましょう。助産院の入院日数はご相談に応じます。3泊4日を基準としていますが、早期退院をご希望の方には往診で産褥・新生児の管理とケアをいたします。初めての赤ちゃんを迎えるご家族には、是非一緒に抱っこや沐浴の練習をしましょう。
自宅分娩の方へは、往診にて産褥・新生児管理とケアをいたします。自宅分娩ご希望の方は、食事や洗濯など身の回りのお世話をしてくださる方がいるといいでしょう。

STEP
お家に帰っても安心して育児を

退院後も体調の変化や、赤ちゃんの心配事は尽きません。困った時にはご連絡ください。電話でご相談に応じることもできますし、ご希望の方には往診で対応いたします。
2週間健診、1か月健診でママと赤ちゃんの経過を確認します。

入院中のお食事例